無農薬野菜 栽培

ボカシ肥づくり

ボカシ肥の材料

有機質肥料(米ヌカ、油カスなど)に山土や粘土を加えて発酵させたものを、ボカシ肥という。有機農法で野菜を造る場合において極めて重要な肥料になる。生育期間の長い野菜には、堆肥だけでは肥料切れを起こしやすいことから、ボカシ肥が必要になってくるのだ。材料は、米ヌカ6に豆腐のオカラ3、そしてイワシの頭1の割合。オカラの水分が含まれているので、水は入れない。オカラやイワシが手に入りにくければ、ワラに米ぬか、下肥を混合させてもいいし、イワシの頭ではなくソバの出し殻を使っても出来る。

10日間は毎日、切り返す

雨に当てないように、ボカシ肥づくりは屋根の下がよい。そして、コンクリート上でシャベルでよく混ぜ合わせて、高さ20cmくらいにして広げておく。当初は10日間は毎日ていねいに切り返す。数日後には、ボカシ肥全体が発酵熱で熱くなってくる。雑な切り返しをすると、ボカシ肥が団子状に固まってしまい、なかなか崩せなくなる。その後、一週間は、1日おきに切り返せばよい。ボカシ肥の色が少しづつ変化し、水分がなくなってくる。一ヶ月ほどすると完全に乾くので、ボカシ肥紙袋に収納する。こうしておくと、一年間は効果が持続する。

ボカシ肥


ボカシ肥の効果

ボカシ肥は元肥として植え穴などに施す人が多いが、ボカシ肥は山土などを混ぜて増量していないので、追肥専用とするのが正解である。ボカシ肥を施したあと、除草機で除草すると、それが中耕と同じ効果になって、新しい根がボカシ肥に向かって張って来る。その結果、葉の色がよくなり、テリが出て、厚さも違ってくるのだ。このように、野菜が丈夫に育つので、病気が出にくくなる。

家庭菜園用ボカシ肥のつくり方

家庭菜園のような小規模で使うボカシ肥の作り方は、材料は豆腐のオカラと米ヌカの二種。まず適当な大きさの箱を用意する。発砲スチロールの箱でも小型コンテナでもよい。米ヌカ7に、豆腐のオカラ3の割合で箱の中に入れて、手または移植ゴテでよくかき混ぜる。水は入れない。当初1週間は、1日に一度かき混ぜる。発酵熱が出て、かき混ぜると湯気が立つようになる。一週間たったら、その後は2〜3日に一度のわりでかき混ぜる。一ヶ月後には完成するので、これを広げて日に干して、紙袋などに収納する。箱には蓋をせず、また雨ざらいにしない。雨水が入って水分が多くなると、漬物が腐ったような悪臭を放つようになる。また、四隅をよく掻き混ぜないと、カビが生えたり、団子状に固くなったりしてしまうので、注意する。もし、掻き混ぜることを忘れてカビが生えても、その後よくかき混ぜればカビは消える。

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